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コンベンションカードを活用しましょう

 ブリッジの規則では、テーブルにつくときパートナーと同じコンベンションカードを携帯することが義務づけられています。これはブリッジが「情報公開の原則」、つまり「パートナー間の特別な約束は、すべて対戦相手に公開しなければならない」という原則に基づくゲームであることに関連しています。
 すべてのペアが同じシステム、コンベンション、トリートメントを使用しているのであればコンベンションカードやアラートは必要ありませんが、このようなケースはほとんど皆無と言っていいでしょう。通常のゲームでは、自分たちがどのようなシステム、コンベンションを使用しているかを相手に簡潔にわかりやすく提示するためにコンベンションカードを携帯することが義務づけられています。
 コンベンションカードには、この他に「パートナーに対する不当な情報の防止」、「対戦相手からの誤った情報の防止」、「時間の節約」などの効用があります。

1.不当な情報・誤った情報などの防止
 ブリッジの規則では、質問、質問への回答、声の調子、仕草などを通して余計(不当)な情報をパートナーに伝えてはいけないことになっています。パートナーに余計な情報を示唆された可能性のあるプレイヤーはその後の行動に制約を受け、また、その情報を利用したと判断された場合にはスコアの調整を受けることがあります。
 対戦相手に何か質問することでパートナーに余計な情報を示唆する事さえあるのですが、以下のような注意をすることによって余計な情報の多くは防ぐことができます。
(1)できる限り一定のテンポでオークションやプレイをするよう心がけましょう。
(2)対戦相手への質問や、質問への回答の際に正しく簡潔に伝えることを心がけましょう。
  質問事項がコンベンションカードに記載されている範囲内であれば、質問や回答をする代わりにコンベンションカードを利用することをおすすめします。自分の順番に対戦相手に質問することはプレイヤーの権利として認められていますが、その質問によってパートナーに余計な情報を伝えてしまう可能性や、対戦相手が誤った回答をする可能性があり、これを防ぐことが可能になります。

2.時間の節約
 オークション中にアラートされた場合、対戦相手はコールの内容について質問する権利があります。しかしできるだけコンベンションカードを利用する方が、アラートされる度に口頭で質問するよりも余計な情報が伝わることを防ぐ上に、時間の節約にもなります。 また、対戦の前に相手のコンベンションカードにざっと目を通してシステムの概要や使用しているコンベンション、リードなどについてある程度予備知識があれば、質問の回数を減らすことができるため時間の節約に役立ちます。

 コンベンションカードを活用することでゲームをフェアに、しかもスムーズに進行させることができます。そのためにもプレイヤーがいつもパートナーと同じコンベンションカードを携帯し、席に着いたら相手の見やすい位置に置くよう心がけてください。
 コンベンションカードにまだあまり馴染みがないという方は、次ページのJCBLコンベンションカードのサンプルをご参照ください。

 現在販売中およびブリッジセンター等で使用中のコンベンションカード(プライベートスコア裏面)は在庫がなくなり次第順次新しいコンベンションカードに改訂されます。当分の間旧バージョンと併用になりますのでご了承ください。


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